スタッフの日記
今日のおやつ(11)
今日は4月30日ゴールデンウィークのちょうど谷間、当社はカレンダー通りの営業ですので
スタッフは全員出社しています。そんなみんなを労って、Oさんが差し入れしてくれました。
シューの中にはプリンが入っている その名も「プリンシュー」です。
窓辺に置いてカフェ風に撮影してみました。
Oさんは切手の輸入や全国への配送のコンダクターです。
趣味は登山で、日本百名山制覇はあと北海道の1〜2座を残すのみとか。
郵趣家ではないのですが、山の切手をときどき買ってくださいます。
山の切手は山のようにありますでは、オヤジギャグ以下ですが、
ケーキの山もこの世には存在しますね。
「Oさん、次はモンブランでお願いします」
イギリスの広場、切手と絵葉書
前回に引き続きロンドンの手彩色アンティーク絵葉書です。
遠景に大英博物館、中央に噴水とライオン像が鎮座するトラファルガースクエアの様子です。
ロンドン紳士のトレードマークであるシルクハットにアンブレラを携えた男性の姿もみえます。
右手に台座だけが見えますが、トラファルガー海戦の英雄 ネルソン提督の銅像であることは容易に想像できます。
1982年発行「ネルソンと旗艦ヴィクトリー号」
2005年発行 トラファルガーの海戦
絵葉書は角が丸くなって、味のある劣化になっていますが、
今日一番にお見せしたいのは、とっておきの一枚
彼女の名前は、エマ・ハミルトン 少女のようなポーズをとっていますが
心のうちには 企み があります。
そして、この瞳に虜のなった人こそがトラファルガー海戦の英雄ネルソン提督です。
ネルソン氏には正妻がいますから、二人の仲は不倫の恋です。
この話を有名にしたのは1941年イギリス作の映画「美女ありき」(原題:レディ・ハミルトン)です。
ネルソン役をローレンス・オリヴィエ、そしてエマ役をヴィヴィアン・リーが演じています。
灼熱の恋を描いたアレクサンダー・コルダ監督の豪華メロドラマで、日本公開は1952年です。
日本初公開時の映画のパンフ(ホンモノ)
エマのような一国の将軍をも たぶらかす 妖艶さなどは持っていませんが、切手のまめにも
企みだけはあります。グットタイミングで切手が発売されているのです。
どーでっしゃろ、お客さん、吸い込まれそうな深い眼差しを持つヴィヴィアン・リーはエマ役に適役。
今朝、生きのええとこ市場で仕入れてきたばっかりです。
と、切手の豆は たちどころに膝折中腰、揉み手すり足の大阪商人に変身します。後はよしなに。
ところで、エマ・ハミルトンの肖像画は大英博物館に所蔵されています。
最初に戻ってトラファルガースクエアの絵葉書を思い出してください。
広場の銅像と博物館所蔵の肖像画
ネルソン提督とエマ・ハミルトンは今でもお互い見つめ合っているのです。
イギリスは粋な計らいをしますね、切手のまめ はここまでの企みはできません。
イギリスの寺院、切手と絵葉書
4月8日、87歳で死去したマーガレット・サッチャー元英首相の葬儀が17日
セント・ポール大聖堂で国葬級の扱いで行われました。
昨日、アンティークはがきの束を繰っていた 切手のまめ はこの一枚で手がとまりました。
色が見えるのは手彩色によるものです。
およそ100年前のある日の午前10時33分、往来はには蹄の音高く馬車が走り、
商店の前をそぞろ歩く裕福なご婦人たちは、週末に予定されているお茶会用のドレスを新調したようです。
話がショッピングに脱線してしまいましたが、
1940年発行
1969年発行
1995年発行
切手が呼んでいます、話題をSt.ポール大聖堂に戻しましょう。
チャールズ皇太子・ダイアナ妃の結婚式は1981年のことでした。
地下の納骨堂にはネルソン提督、ウェリントン将軍、チャーチル元首相も眠っています。
画家のミレーやターナー、南極探検家のスコットの名前などもここで見つけることが出来ます。
切手のまめ のブログらしくなく、今回はどんどん重い話になってしまいました。
ネルソン提督に関係する絵葉書も見つけていますから、近々書くとして、
この重くなってしまった空気は、彼女に助けてもらいましょう。
幸せ絶頂期の、故ダイアナ元妃です。 マン島1982年発行 ウイリアム王子誕生と21歳のダイアナ妃
その後の運命は、皆さんがご存知ですね。
アレアレ、やっぱり重い話題になりました。
今日のおやつ(10)
「今日のおやつ」シリーズも10回目となりました。
例によってスイーツの王子様(お客様)Yさんのお土産です。
イチゴのロールケーキです。
形はシンプルですが、フワフワの上品なカステラに包まれているのは、
真っ白な生クリームです。またこのクリームが甘すぎず爽やかで、口に含むと
舌の上でとろけます。そしてアクセントにイチゴの酸味がケーキの味を完成させます。
流行のグルメタレントではないので、上手な味レポートは出来ませんが
要するに 美味しかった! のです。
イチゴの切手も探しましたよ。
土台のフルーツや野菜の切手に、付属の目や口のパーツシーツを貼って、オリジナル切手にする話題の切手です。
Yさん!、他にリンゴやオレンジ、梨、レモンの切手もありますから 次回もヨロシクー。
スタッフを代表して「ごちそうさまでした。」
ドイツの街並、切手と絵葉書
掘り出し物(彫リ出し物)とはこのこと、素敵なアンティーク絵葉書(版画絵葉書)を見つけました。
ドイツで最も美しい町の一つとして称されるニュルンベルクを描いた版画(エッチング)絵葉書です。
「Gruss aus Nurnberg.」-ニュルンベルクからのご挨拶- 制作年代は不詳ですが、描かれているご婦人の服装から
100年ぐらい前のものと推測します。
ニュルンベルクは中世からの伝統ある都市で、現在も旧市街は中世の城壁で囲まれ、随所に数多くの塔や教会が残る
ドイツの中でも屈指の観光地です。
絵葉書の左下に御注目ください。2頭立ての馬車の前を黒い子犬が横切ろうとしています。「これはたいへん!」
とばかりに、馬車の操者は手綱を全身の力で引いて急ブレーキをかけています。
さて、切手も見たいでしょう。とっておきのがあるのですよ。
消印もNURNBERGですぞ!。
カイザーブルグ城とジンヴェル塔の位置から、絵葉書と切手の絵は ほぼ同じ方向から描かれていますね。
そんなことを調べていると、ひとりの画家に行き着きました。
ルネサンス期の巨匠 アルブレヒト・デューラー です。
彼は1471年、ここニュルンベルクに生まれています。中世ルネサンス絵画はチト苦手という人は
これを見れば、ガッテンでしょう。
野うさぎ
職業として版画家を目指したデューラーの洞察力は小品にも発揮されています。
線描の一本、一本に生き物の質感や生命力があり、鼓動の音や体温までも感じ取ることができます。
切手のまめのイチオシ絵画切手です。
ブログ、切手と絵葉書のネタを探していて、素晴らしい出会いがありました。
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続、大阪-痛い地下鉄
おかげさまで「大阪1泊旅行ー」の3部作は大反響をいただきました。
特に「痛い私鉄電車」には、ブログを見てくれた関西の友人から、
「大阪の 痛い は こんなもんとちゃうでー、もっとすごいの見せたるワー」
ということで、投稿写真をいただきました。大阪市営地下鉄の扉です。
まずは男の子から
ありゃー!これは痛そうです。男の子の指4本がしっかり挟まってしまって
真っ赤に腫れています。
次は女の子
こちらも指4本が完全に挟まって、グローブぐらいの大きさに腫れています。
泣いています。涙も出ています。
切手のまめ はこの大惨事を見て考えたのですが、
赤いバッテンをつける暇があったら、さっさと指を抜いて、湿布かなにかした方が良いと思うのですが、
大阪ちゅうとこは、痛いとこでんなー おおー怖っ。
イタリアの階段、切手と絵葉書
イタリアで最も有名な観光地のひとつ、ローマのスペイン広場です。
この絵はがきは実逓で、残念ながら切手は はがれ落ちてないのですが、日付は 17-2.08 とありますから
1908年に投函された100年以上も前の絵はがきです。絵はがきの中の婦人の服装は、
またまた洗濯を心配しないといけないロングドレスですね。
こちらも同じ時代の絵はがきでしょう。男性のスーツがクラッシックですね。
スペイン広場といえば、ほとんどの人が思い出すシーンは、
映画「ローマの休日」アン王女(ペップバーン)はイタリア名物のジェラートを食べています。
しかし、ここスペイン広場での飲食は禁止されているそうですね。おまわりさんに見つかったら罰金だそうです。
さて、次に切手です。
きっとこれを出すだろうと、皆さんは既に予測していらっしゃるでしょうが、
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2013年国連発行「国際ラジオの日」6種のうちの一枚
いかがでしょう、予想通りでしたか?
フランスの橋、切手と絵葉書
「フランスの城、切手と絵葉書」のシリーズは多くの皆様に閲覧いただき好評を得ました。
城切手はまだまだたくさんあるのですが、アンティーク絵葉書を揃えるのが難しいのです。
そこで「城」や「フランス」などと定義しないで、手元にある名品の切手や絵葉書を
ご紹介することにします。不定期便のブログですが、見捨てないでね。
さて、フランスの橋といえばまずこれでしょう。
パリ、セーヌ川にまたがる絢爛豪華な橋、アレクサンドル3世 橋です。
フランス語で橋は Le Pont ですね。アレクサンドル3世はロシアの皇帝、フランス・ロシアの友好の証として
1900年のパリ万国博覧会にあわせてパリ市に、ポン!と寄贈してくれたのだとか。
絵はがきの中の人物、特に御婦人に注目してください。みなさんロングドレスですよ。
中には飾りのついた大きな帽子を被っている女性も見受けられます。ドレスの色やデザインは
ルノワールの絵画で想像することにしましょう。
当時のパリは舗装されて、土道ではないものの地面スレスレまでのロングスカート、
裾は摩れないのかしら、お洗濯大変だろうな、とセコイ心配をしているのは、切手のまめです。
1949年発行 国際電信電話会議
海外渡航の経験などほとんどない 切手のまめですが、パリには行ったことがあるのですよ。
旅行社のパックツアーではなく、全くの個人旅行一人旅でした。
フランス語はボンジュールとメルシーだけしか知らないのですが、
度胸と若さで何とかなりました。遠い昔の話です。
韓国土産(たいやきケーキ)
先日スタッフのMちゃんが韓国へ行ってきたとかで、お土産買ってきてくれました。
オヤ、猫顔のクッキーかな? と思ったら中身は
たいやきの形をしたケーキでした。
一番近いお隣の韓国ですが、切手は一枚もご紹介していないことに気がついて
お正月小型シートを数点大急ぎで掲載しました。 韓国切手
「それにしても、ここのブログは食べ物ばっかだなぁー」と、読者の皆さんから苦情がきそうですが、
スイーツを食べながら、切手鑑賞 これこそが趣味の王道でしょう! モンクアッカ!
と、今回は居直っておきます。
今日のおやつ(9)
おなじみのYさんからの差し入れです。
今日は特別豪華です。蓋をあけるとフルーツの香りが漂い女心を幸せにしてくれます。
3種類ありましたので、どれにしようか迷って決められません。ケーキのベースはムースでした。
食べたあとは容器を洗って、小物入れにでも使います。
Yさん、またよろしくおねがいします。