スタッフの日記
フランスの城、切手と絵葉書(3)
ある物体を紹介する写真などで、このアングルしかないという建築物があります。
フランスで最も知名度の高い修道院「モンサンミシェル」もそのひとつでしょう。
他に数枚モンサンミシェルの絵はがきは持っていますが、どれもほぼ同じアングルです。
テレビのクイズ番組で「アタック25」という長寿番組があります。
今は変わりましたが、何年か前迄はこの番組のスポンサーはエア・フランスでした。
優勝の賞品は「エア・フランスで行く憧れのパリとモンサンミシェルの旅〜」
切手のまめの実力では、優勝など到底のぞめないクイズ正解率ですが、
毎週欠かさず視聴していますのでフランスへの憧れは強まるばかり
いつの日か自腹で行くことにします。
1929年発行
1998年発行
切手もやはりこのアングルですね。
あけましておめでとうございます
さて、平成25年最初のブログ更新です。
時間を少し遡って、24年の大晦日からお話しましょう。
切手のまめが10年以上続けている神事があります。
新宿早稲田にある「穴八幡宮」への参拝と、ありがたーいお札「一陽来復」を
授かり家内に御祭りすることです。今年の恵方(方向)は巳午(真南から少し東寄り)です。
金融融通の御守で、つまり商売繁盛祈願です。さしあたって当社ホームページへの
アクセス数増進とご注文増加かな、みなさんソコントコロ ヨロシク。
混み合わないうちにと早朝から出かけたので、小腹がすいて
神社向かいのそば屋の暖簾をくぐり
よし!これで細く長くの年越そばもクリアして、新年に突入です。
さて、平成25年です。今年は困ったことに巳年、つまりヘビ年ですね・・・と歯切れが悪い。
そう、ワタクシ切手のまめは爬虫類が大の苦手なのです。
それなのに、それなのに、初出社からHP掲載のヘビ切手が、どっさりあるのですよ。
想像してだけで、キーボードを打つ指がふるえています。心臓バクバクです。
もうヤケクソで
このリーフは12年前のヘビ年に作った稚拙な作品です。
やっぱりだめー!みたくない、ヤダヨー、こわいよー、誰か助けてくださ~い!
みなさま、こんな 切手のまめ ですが今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今日のおやつ(7)
いつもお世話になっている Oさん からの差し入れです。
25日、今日までクリスマスってことで、見てるだけ〜のみなさまにはご勘弁願います。
マグカップは、切手のまめの私物です。イギリス旅行のお土産でいただいたものです。
ですから正真正銘のテディーベアですね。
そこで今日の切手は
なんて愛らしいのでしょう。大きなリボンがアンティークの風合いを出しています。
今気がついたのですが、ベアの右足のたもとに「1997」発行年が記されていました。
ランチで忘年会
アットホームな英国海外郵趣です。
早々と忘年会をしました。会社の近くでお昼によく利用する
「レストラン おまかせ亭」でのひとときです。
わが社は、総勢10名のスタッフで運営しています。けっこう大家族でしょ。
今年結婚したスタッフにお祝いと、英国海外郵趣の今後の発展を祈って
ワインで乾杯しました。(昼酒です)
今日はお魚またはお肉のミニコースをいただきましたが、切手のまめ的には
オムライスがお勧めメニューです。あのふわとろ卵のオムライスはここでいただけます。
ごちそうさまでした。
さあ、みんな来年もがんばりましょう!
グリーティングカード
外国の取引先から届いた2012年のグリーティングカードです。
真ん中のサンタさんのカードは、ロイヤルメールから届きました。
「年賀状は贈物だと思う」というコピーがありましたが、まさにその通りだと思います。
心暖かい贈物、ありがとうございました。
フランスの城、切手と絵葉書(2)
「華麗」という表現がまことふさわしい城を、まずはご覧ください。
ロワール川に建つシュノンソー城です。
このアンティーク葉書は実逓で、切手は種まきが使われていますから
おおよそ年代は推測できましょう。ロンドン宛です。
シュノンソー城は6人の女性が城主であったことから「女性の城」とも言われています。
なるほど、逆さ富士ならぬ逆さ城、川面は女性の魂である「鏡」そのものではありませんか。
切手は1944年に2種、2003年に1種発行されています。
1944年発行
2003年発行
切手発行に60年の隔たりがありますが、どちらも川面に映る逆さ城は
外せないようですね。
国民が「もちろん幸せ!」と答える国
サンマリノ共和国の正式名称は、Serenissima Repubblica di San Marino
とても清らかで落ち着いた聖マリノの共和国 という意味です。
人口約31,500人、面積61.2平方キロメートルの小さな小さな独立国は
イタリアの中央に位置します。
紀元301年から1700年以上もも続く世界で最も古い共和国で
世界のトップレベルの長寿を誇り、専制政治を許さない政治制度を貫き、
皆が「もちろん幸せ!」と笑顔で答える国です。どこかの国も見習ってください。
国の象徴たるティターノ山に建つ3つの塔と要塞の国とえいば
思い出す風景があるでしょう。もちろん世界遺産に登録されています。
長くなりましたが、何とも愛らしい切手をご紹介します。
サンマリノ1999年発行ティターノ山頂3つの塔と聖夜
清らかさと可愛さと合わせもつ切手、
正直なところ手元においておきたいのですよ。
後日談 : お陰様でこの切手はお嫁入りしました、幸せになってくれるでしょう。
クリスマスリースウォッチング
この時期、散歩中よく目にするのが玄関ドアに飾られたクリスマスリースです。
1kmほどの間に10個以上のリースを見つけ、様々なデザインでそこのお宅を
演出していることに気づきました。
ご一緒にクリスマスリースウォッチングに出かけましょう。
一番手は、ゴージャスな薔薇のリースとサンタさんがブランコしているような意匠
クリスマスレッドを基調としたドーナツ型の一般的な形、それでもよく見ると松ぼっくりの飾りがいい感じ。
切手はこちら
この2点はドアと調和したトータルデザイン、明かり取窓とよくマッチしていますね。
ちょいと個性派、リンゴのリースはお手製でしょうかね。ステキです。
ステキと言えば、
ピラカンサスの実だけを使ったシンプルなデザイン、このセンスには脱帽です。お見事!
そして、最後は、
文句なしにカワイイ、このお宅の幸せが見えるようです。
きっと、暖かいクリスマスになるのでしょうね。
Merry Christmas !
フランスの城、切手と絵葉書(1)
フランスのお城で有名どころをいくつか挙げよと、問われたら
すぐさま両手の指では足りないぐらい、名城がついてでてきますが、
きょうは、その中でも誰もが知っているあのお城をとりあげます。
まずはこちらをご覧ください。
ヴェルサイユ宮殿のアンティーク絵葉書です。
年代は不詳なのですが、フランス旅行の記念に求められたものと推測
宛名面には、ご本人の旅記録が万年筆で達筆に書かれています。(実逓ではありません)
空欄に、
右上:八月一日 ベルサイユ宮(千三) 何ト立派ナ◯◯ー!!!
文面はマナーとして読みませんが、憧れのヴェルサイユ宮殿に辿り着いた感動を
!!! として書き残されています。
左下:↓此処デ昼食ヲナス
フランス料理のフルコースでしょうね。ウラヤマシイ。
絵はがき蒐集家がこのブログを見てくだされば「そうか!」と得心なさると思いますが
じつはこれ「此処にいます絵葉書」なのです。
何のことなのか、知りたい方は
書籍 「絵はがきの時代」細馬宏通 著 青土社2006年発行
をお読みください。絵はがき史をおもしろく綴った、切手のまめ推薦の一冊です。
ヴェルサイユには切手のまめも行ったことあります。宮殿も庭園もスケールの大きさは日本人感覚の物差では
尺度が違います。園内を歩き回ってクタクタに疲れたことが思い出されます。
フランス発行の切手は1938年を最初に、その後1952年、1954年、1997年、2001年と5種あります。
その中から、2種をご紹介します。
1954年 発行
1997年 発行
1997年の切手はタブを含めると10cmもの横長切手です。
切手もスケールが大きいです。
アンティーク絵ハガキ
手前味噌ですが、当社は郵趣に関する様々な品をご紹介できること嬉しく思います。
当ホームページの常連さんはもうお気づきでしょうが、今週はじめから
アンティーク絵ハガキを数点掲載しています。発行年が不明なのが残念ですが
当時の印刷技術の未熟さが、かえって風合いになっています。
ハガキの角がすり切れて丸みを帯びているところなど、
幾人もの人の手から手に渡ってきたことを想像し、今、私の手元にあることに感慨をおぼえます。
未使用のハガキなら、絵面をお見せすることで気楽にご紹介できますが
問題は実逓ハガキです。住所や名前など、またプライバシーの文面を
戦時中の検閲みたいに黒く塗りつぶすわけにもいかず、
このようなときはどうするのかと先輩の郵趣家に聞いたところ、
「マナーとして絶対に読まない」と、毅然としたお答えをいただきました。
長い文章になりましたが、オススメのアンティーク絵はがきをご紹介します。
大人を誘惑するかのような瞳です。
もう一枚の方は、やっぱりラブリーですが、ん?
美少女ネコがいる! お買い物はこちら