ドイツの街並、切手と絵葉書
掘り出し物(彫リ出し物)とはこのこと、素敵なアンティーク絵葉書(版画絵葉書)を見つけました。
ドイツで最も美しい町の一つとして称されるニュルンベルクを描いた版画(エッチング)絵葉書です。
「Gruss aus Nurnberg.」-ニュルンベルクからのご挨拶- 制作年代は不詳ですが、描かれているご婦人の服装から
100年ぐらい前のものと推測します。
ニュルンベルクは中世からの伝統ある都市で、現在も旧市街は中世の城壁で囲まれ、随所に数多くの塔や教会が残る
ドイツの中でも屈指の観光地です。
絵葉書の左下に御注目ください。2頭立ての馬車の前を黒い子犬が横切ろうとしています。「これはたいへん!」
とばかりに、馬車の操者は手綱を全身の力で引いて急ブレーキをかけています。
さて、切手も見たいでしょう。とっておきのがあるのですよ。
消印もNURNBERGですぞ!。
カイザーブルグ城とジンヴェル塔の位置から、絵葉書と切手の絵は ほぼ同じ方向から描かれていますね。
そんなことを調べていると、ひとりの画家に行き着きました。
ルネサンス期の巨匠 アルブレヒト・デューラー です。
彼は1471年、ここニュルンベルクに生まれています。中世ルネサンス絵画はチト苦手という人は
これを見れば、ガッテンでしょう。
野うさぎ
職業として版画家を目指したデューラーの洞察力は小品にも発揮されています。
線描の一本、一本に生き物の質感や生命力があり、鼓動の音や体温までも感じ取ることができます。
切手のまめのイチオシ絵画切手です。
ブログ、切手と絵葉書のネタを探していて、素晴らしい出会いがありました。
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