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2013年1月

フランスの城、切手と絵葉書(4)

 格言、名言に「◯◯を見ずして死ぬことなかれ」というのがありますが

皆さんは、◯◯〜の中に何を入れますか?

「ローマを見ずして死ぬことなかれ」や「ベニスを見ずして死ぬことなかれ」

あたりがすぐ出てくると思いますが、ともにイタリアのこと。

それではフランスなら、・・・そうです!

カルカッソンヌを見ずして死ぬことなかれ」となるわけですよ。

69-カルカソンヌ.jpg

70-カルカソンヌ.jpg

カルカッソンヌは今に残るヨーロッパ最大の中世城塞都市で、周囲数キロにわたり二重の城壁の中に

現在も千人が居住する城郭です。

と世界遺産にたいして、切手のまめがクドクド解説するなんてオコガマシイことです。

切手を見てみましょう。

ご当地フランスでは2度発行があります。

カルカッソンヌ1938.jpg 1938年発行

カルカッソンヌ2000.jpg 2000年発行

2000年発行切手は横長にしたこと正解ですね。全景を画面に入れるなら

航空写真でしかかなわないでしょう。

「◯◯を見ずして死ぬことなかれ」によく似た格言に

「日光を見ずして結構と言うなかれ」というのがありますが

日光とはお日様の光ではなく「日光東照宮」のことですね。

良かった、こちらも世界遺産に登録されています。

日光には行ったことがあるので、「ケッコウ」と言ってもいいでしょうが、

カルカッソンヌには行ったことがないので、まだ死ねません。

いつの日か、やっぱり、自腹で行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大胆なトリミング

 波瀾万丈の歴史をたどり、

今日では世界中のアートファンの聖地となっている「ルーブル美術館」です。

1993年ルーブル宮殿は美術館となって200年を迎え

それを記念したルーブル絵画切手をご紹介しています。

そんな中、とんでもないものを見つけました。

90-絵画切手.jpg ルーブル美術館200年

ガイアナ発行の小型シートの一枚ですが、ヤ!、ヤ!、ヤ!、何だこれ!!

と「!」を5つもつけてしまいました。

右上の切手にご注目ください。

まぎれもなく ラファエロの「聖母子と幼児聖ヨハネ」でありましょうが・・・

89-絵画切手.jpg

マリアさまの首、切ちゃってる!!!

大胆なことしますね。作者のラファエロ、これ見たら仰天するでしょうね。

ワタシ シーラナイ

このシートにはフェルメールの「レースを編む女」も入ってます。こっちは大丈夫でしょう。

アート切手蒐集の皆様、お見逃しなく。

追伸:フェルメールの「レースを編む女」はフランス美術切手でもご紹介しています。

 

フランス普通切手マリアンヌの実家

 絵画切手の名品をご紹介しています。

少しでも絵を大きく掲載するため絵画切手は大型になることが多いのですが

「ナポレオンの戴冠式」などは原画があまりにも大きすぎて

トリミングせざるをえません。そこで切手ならではの絵画が誕生します。

こんなことも切手コレクターならではの楽しみですね。

ルーブル美術館200年記念の絵画切手コレクションとして

ルイ・ダビッド「サビーネの女たち」を掲載しました。 (後日記:この切手はお陰さまで完売しました)

マリアンヌ1.jpg

戦争の仲裁にたつ勇敢な女たち、女性は平和の象徴なのでしょうか素晴らしいことです。

中央の白い衣をまとった女性の横顔にご注目ください。

郵趣家なら、一度は目にしたことがあるでしょう、フランス普通切手マリアンヌの横顔でもあります。

マリアンヌ2.jpg

このことは偶然お店に居合わせた、お客様のKさんに教えていただきました。

切手のまめ はひとつ賢くなりました。メデタシ、メデタシ。

 

フランスの城、切手と絵葉書(3)

  ある物体を紹介する写真などで、このアングルしかないという建築物があります。

フランスで最も知名度の高い修道院「モンサンミシェル」もそのひとつでしょう。

モンサンミシェル絵葉書.jpg

他に数枚モンサンミシェルの絵はがきは持っていますが、どれもほぼ同じアングルです。

 

テレビのクイズ番組で「アタック25」という長寿番組があります。

今は変わりましたが、何年か前迄はこの番組のスポンサーはエア・フランスでした。

優勝の賞品は「エア・フランスで行く憧れのパリとモンサンミシェルの旅〜」

切手のまめの実力では、優勝など到底のぞめないクイズ正解率ですが、

毎週欠かさず視聴していますのでフランスへの憧れは強まるばかり

いつの日か自腹で行くことにします。

モンサンミシェル1切手.jpg 1929年発行

モンサンミシェル2切手.jpg 1998年発行

切手もやはりこのアングルですね。

 

あけましておめでとうございます

 さて、平成25年最初のブログ更新です。

時間を少し遡って、24年の大晦日からお話しましょう。

切手のまめが10年以上続けている神事があります。

新宿早稲田にある「穴八幡宮」への参拝と、ありがたーいお札「一陽来復」を

授かり家内に御祭りすることです。今年の恵方(方向)は巳午(真南から少し東寄り)です。

一陽来復.jpg

金融融通の御守で、つまり商売繁盛祈願です。さしあたって当社ホームページへの

アクセス数増進とご注文増加かな、みなさんソコントコロ ヨロシクsnow

混み合わないうちにと早朝から出かけたので、小腹がすいて

神社向かいのそば屋の暖簾をくぐり

年越そば.jpg

よし!これで細く長くの年越そばもクリアして、新年に突入です。

さて、平成25年です。今年は困ったことに巳年、つまりヘビ年ですね・・・と歯切れが悪い。

そう、ワタクシ切手のまめは爬虫類が大の苦手なのです。

それなのに、それなのに、初出社からHP掲載のヘビ切手が、どっさりあるのですよ。

想像してだけで、キーボードを打つ指がふるえています。心臓バクバクです。

もうヤケクソで

巳年リーフウエブ.jpg

このリーフは12年前のヘビ年に作った稚拙な作品です。

やっぱりだめー!みたくない、ヤダヨー、こわいよー、誰か助けてくださ~い!

みなさま、こんな 切手のまめ ですが今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。