2012年10月25日
ゴッホコレクションより(パート4)
1888年2月、ゴッホはプロバンス地方のアルルに到着しました。
心のうちを沸き立たせる豊潤な農村風景やそこに暮らす素朴な
人々に魅了された彼は、構図・色調・明るさなどにおいて私たちが知る
最もゴッポラしい作品を次々と生み出していきます。
「みんなが ぼくのように この南仏まで下ってくることができたらいいのに」
「菜園」
この絵(国立印刷局制作、凹版印刷 彫刻者:岩國守)は ゴッホコレクション のオマケとしてご提供します。
(記:この絵を含むゴッホコレクションは完売しました。)
「ぼくがやりたいと思っているのは、既にきみが持っている最初の素描で試みたようなパノラマだ。
とても広大でありながら灰色の色調のなかに薄れていくことはなく、いちばん最後の水平線、
すなわち青い丘の稜線だが、そこまで緑であり続ける。」 ーゴッホの手紙 西村書店発行よりー