スタッフの日記
ゴッホ コレクションより(パート1)
スーベニアスタンプ(約7cm×10cmサイズの大型シート)と普通サイズ切手
合わせて80点以上の切手で、ゴッホの絵画を再現したセットをご紹介しています。
ブログのパート1では、1890年作「花咲くアーモンドの枝」をとりあげます。
ゴッホが、弟テオに息子が誕生したことを祝うために描いた作品です。
「きみがとうとう父親になり、ヨー(テオの妻)にとって最も危険なときは過ぎ去り
男の子も元気だという、いい報せを、今日、受け取りました」(テオ宛の手紙)
「あの子のために寝室に飾る絵の制作にすぐに取りかかりました
白いアーモンドの花が咲いている大きな枝が青空を背景に描かれています」(母親宛の手紙)
ーゴッホの手紙 西村書店発行ー
アーモンドの花は桜よりほんの少し早く咲きます。甥の誕生を心から喜んだゴッホは
待ちきれなくて満開の枝を描いたのでしょうね。枝が密になり画面いっぱいに咲かせた
花は、甥の成長を既に予想しているゴッホの高揚した気分そのものです。
お詫び:この切手を含むゴッホコレクションは完売しました。
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